うつのはなし

2010年07月27日

うつうつの記録(SSRI(パキシル)の作用・副作用・離脱症状体験記)1

今週はSSRIの離脱に挑戦中の私。やっとうつうつの話を書き留める気持ちになりました。貴重な経験ですし。。

私に抑うつ症状がやってきたのは、丁度1年前。初めての受診は7月のはじめでした。
その時の状態というのは、人生初体験だらけ。
今までの人生でいやなこと・つらいことで精神的に落ち込むことはあっても、体も心も全く自分の思うとおりにならないなにもかもストップしてしまったのは本当に初めて、まさに体が鉛の固まりになりました。

原因はいろいろあって先生にも「あららそりゃ大変。」といわれましたが、
心の疲れにとって、必要なのはまずは体をとことん休ませるということ。
そして原因とおもわれる諸々のことからできる限り距離をおくこと。
これが、うつになったひとには結構辛い。体を休ませることに罪悪感を感じてしまい、でも体も心も動かない。なんにも出来ない。そして涙。。。。。。
それでも生活はしていかなくちゃいけない。
仕事は休めば、罪悪感にさいなまれるものの、有る程度原因から距離は置ける。けれど主婦の場合、うつの原因の一つが家庭内の問題だと原因と共存しながら生活することになる。
そこで必要なのが、抗精神病薬となるのです。


私の場合、SSRI(パキシル)と抗不安薬(ワイパックス)の2本立てでの治療となりました。

(お薬の影響は十人十色あくまでも主観です)

※飲み始めの1ヶ月くらい・・ただただ眠い。吐き気。精神的な状態も変わらず一日中出来ないことさがしてはめそめそ泣き、体も動かず。便秘、
耳鳴り、咽頭、食道の閉塞感、実際お茶を飲むだけでもむせて、命の危険を感じることも有りました。夜寝ているときに息が上手くできなくて苦しかったこともあります。

正直、薬の為傾眠が強く、薬を飲みながら仕事というのは無理でしょう!!と感じました。私は幸い上司がすぐ休暇をとらせてくれて(結果的にはそのまま退職しましたが・・・)眠気と戦いながら仕事をするという危険な行為をせずに済みましたが、そうせざるを得ない人たちのことをおもうと、良くなる為のお薬で苦しい思いをしているのではと考えてしまいました。

かろうじて自発的に出来たのはみんとさんの散歩くらいでした。それでも家事だけはしなくてはならないので重いからだと気持ちを引きずってやっていました。人との関わりは家族であってもかなりの負担でした。「もうほっといてくれ~!!」「自分の事は自分でしてくれ~!」とよく叫んでいました。
一番うれしかったの食洗機を旦那さんが買ってくれたこと。でもこうなる前にどうして買ってくれなかったのか!!と喧嘩を売った覚えがあります。
うつの主婦の人たちには、出費はかさむけど家電を総動員してでも家事を軽減してあげると負担を軽くしてあげられるかも。このときだれかが手伝うのは気を使うし、自分のふがいなさを責められているようでNG。機械だと気を使わなくていいので良かった!


2へつづく。。。。




drecom_ramune214 at 10:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

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